研究者紹介

氏名

細野 高啓
Takahiro Hosono

研究分野

環境動態解析分野

細野 高啓

研究内容の紹介

 地質学(岩石、鉱物資源、熱水)に始まり、水文学や同位体地球化学を応用し総合領域(石造文化財の保護)、ならびに、複合新領域・環境学(地圏、水圏、大気圏における物質動態解析、および人間活動への影響評価)にまで研究の幅を広げてきました。特に、最近四年間は複合新領域・環境学の分野において、『流域環境診断』を主なテーマに研究を進めています。

 当機構では水資源に対する持続的利用の重要性を念頭におき、流域における水循環の理解、および質と量の両面から見た水環境問題の原因究明を目的とした研究を推進しています。主な研究対象地域は日本各地における流域ならびにアジア・アフリカ諸国です。特に、急速に発展しているアジア大都市流域やアフリカ諸国では人間活動や気候変動による影響が懸念されるため、早急な対応が望まれています。こうした社会的背景も踏まえ水循環に対する理解や環境問題の現状・原因が良く分っていないアジア・アフリカ諸国の流域に注意を向けています。一方、国内では越境大気汚染物質がおよぼす流域への影響評価、ならびに陸-海間の水文学的・生物化学的特徴の解明といった、今学問的に最も注目されているテーマを中心に研究を推進しています。上記フィールド・モニタリング調査、化学分析と同時に、流域における物質動態を解明する新たな手法として環境同位体トレーサー法の開発とその実用化も目指しています。

分野や国の壁を越えて推進される本研究が達成されれば、日本を含むアジア・アフリカ地域における持続的淡水資源の利用に重要な指針を与えることができると期待できます。このように、国際的な水資源研究を軸とし、新たな概念と手法を伴う新しい環境学の創出を目指しています。

主な経歴

  • 1994.4 信州大学理学部地質科学科入学
  • 1998.3 信州大学理学部地質科学科卒業
  • 1998.4 筑波大学地球科学研究科博士課程地質学専攻入学
  • 2003.3 筑波大学地球科学研究科博士課程地質学専攻修了 博士(理学)
  • 2003.4 早稲田大学理工学術院環境資源工学科 任期付助手
  • 2005.4 総合地球環境学研究所 技術補佐員
  • 2006.4 日本学術振興会特別研究員PD(総合地球環境学研究所)
  • 2007.5 秋田大学工学資源学部地球資源学科 任期なし助教
  • 2009.4 熊本大学大学院先導機構 特任助教
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