研究者紹介

氏名

小谷 俊介
Shunsuke Kotani

研究分野

創薬科学・有機合成化学

小谷 俊介

研究内容の紹介

「環境調和型有機分子触媒を利用した新規反応の開発と創薬科学への応用」

生体内は高度に組織化された不斉(非対称)な場であることから、鏡に映して裏表の関係にある一対の鏡像異性体は生体内で厳密に識別される。例えばL-ドーパは生体内でドーパデカルボキシラーゼによりドパミンとなるためパーキンソン病治療薬に用いられるが、D-ドーパはデカルボキシラーゼの基質とはならないため、パーキンソン病治療薬とはならない。従って、生物活性物質を合成する多くの場合、望みの鏡像異性体のみを光学活性体として合成する必要がある。

 その手法の一つが「不斉合成」である。特に、触媒的不斉合成法は極微量の不斉源から大量の光学活性物質を合成できるため,効率的な触媒の設計・合成は創薬科学において、非常に重要な課題である。さらに、近年、環境への意識の高まりおよびレアメタルの供給の困難さから、金属を一切使わない、「有機分子」による不斉合成が注目されている。

 本研究では、まず、効果的な有機分子触媒の設計・合成を行い、これを用いた新規有機分子触媒反応を確立する。さらに、開発した反応を鍵行程として、生物活性物質の全合成を行うことで、環境に優しくかつ持続可能な創薬を目指す。

主な経歴

  • 2003.3 北海道大学薬学部総合薬学科 卒業
  • 2003.4 北海道大学大学院薬学研究科修士課程 入学
  • 2005.3 北海道大学大学院薬学研究科修士課程 修了
  • 2005.4 熊本大学大学院薬学教育部博士後期課程 入学
  • 2007.4 日本学術振興会 特別研究員
  • 2008.3 熊本大学大学院薬学教育部博士後期課程 修了
  • 2008.4 米国カリフォルニア州立大学アーヴァイン校 博士研究員
  • 2009.4 熊本大学大学院先導機構 特任助教
  • 2014.4 熊本大学大学院先導機構 准教授
  • ホーム
  • 最新情報
  • 事業概要
  • 公募情報
  • 研究者紹介
  • 刊行物
  • イベント情報
  • アクセスマップ
  • お問い合わせ
  • リンク集