研究者紹介

氏名

王 斗艶
Douyan Wang

研究分野

衝撃エネルギー科学

王 斗艶

研究内容の紹介

「サブナノ秒パルスパワーの生成およびその環境・バイオへの応用」

 衝撃エネルギーは、瞬間的な超高エネルギーである。その発生には、電気エネルギー或いは爆薬等を使う化学エネルギーを用いる。前者はパルスパワーと呼ばれ、王はこのパルスパワーの発生およびその応用に関する研究を行っている。

パルスパワーとは、電磁エネルギーを時間・空間的圧縮して蓄積し、それをパルス化した高いピーク値を有する電力として取り出したものである。その特徴として、大電力、立ち上がり時間が短い、短いパルス幅、高エネルギー密度を供給できる。その瞬時最大電力は10TW以上にも達し、日本の瞬時最大電力に相当する。自然界に存在する雷などは、パルスパワーの代表的な例である。パルスパワーは元来、宇宙空間への高速物質輸送や超高速砲弾のための電磁加速装置、通信・電力輸送のための高出力マイクロ波、慣性核融合によるエネルギー発生などを中心とする軍事目的として発達したが、現在は大気浄化、オゾン生成、オゾン水生成、水処理、リサイクル、岩石破壊、高出力マイクロ波の発生、殺菌や医療など一般産業分野への応用が主となっているおり、極めて幅広い産業創生が期待できる有望な新領域である。

産業応用に際して最重要となるのがエネルギー効率であるが、パルスパワーによる気中放電において現在カギとなる持続時間の極短化を目的とし、「サブナノ秒パルスパワーの生成」に携わっている。また、環境・バイオへの応用として、大気浄化、オゾン生成、植物体への刺激反応および耐火物解体技術の開発等について研究を行っている。

主な経歴

  • 1994-1998 熊本大学 工学部 電気情報工学科
  • 1998-2000 熊本大学 大学院自然科学研究科 電気システム専攻博士前期課程 修士(工学)科
  • 2000-2002 株式会社日立製作所
  • 2003-2005 熊本大学 大学院自然科学研究科 システム情報科学専攻 博士後期課程 博士(工学)
  • 2003-2005 日本学術振興会 特別研究員 (DC)
  • 2003-2004 米国テキサステック大学 (Center for Pulsed Power & Power Electronics) 特別研究員
  • 2005-2007 熊本大学 大学院自然科学研究科 COEリサーチ・アソシエイト、COE技術支援者
  • 2007-現在 熊本大学 大学院先導機構 特任助教
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